いつもお世話になっている呉服屋さんのイベントで
『新潟、十日町明石ちぢみの伝統工芸士』さんの星名先生がいらしてました(・∀・)
私は紬の生地が好きなんで、買うつもりはないですが、お話だけ伺いました。
①明石ちぢみは十日町製
②伝統工芸士さんのお話
③ゼンマイ入り生地が素敵
①明石ちぢみは十日町製
明石ちぢみと名で商品が出回っているそうですが、新潟の伝統工芸で登録されている正式なものは『十日町明石ちぢみ』だそうです。
本物には反物にもしっかり刻印されてます。
お教室でも勉強したのですが、
冬は雪深くなる地方らしく、冬の間は農業も他の仕事も出来ないので、その間、紬を織って、雪が溶けたら反物を売ると言うのが新潟地方での紬の発祥だそうです。

②伝統工芸士のお話
今回いらした伝統工芸士の星名さんはとても気さくな方でした。
何より自分用に仕立てたお着物が素敵で、いかにも工芸士さん‼︎って感じでした。
星名さんも伝統を守らなくてはいけない役割をお持ちですので、今までの伝統工芸士を守りつつ今の方のトレンドと気候に合わせた織物を考えてらっしゃるとお話ししておりました。
その際紹介してくださった反物が、とても素敵で、お金に余裕があれば買いたかった…無念。
いつか新潟の本場を訪れたいです。

③ゼンマイ入りの生地が素敵
何枚か反物を見せて頂いのですが中に
茶色の繊維が入っているのです。
何故入ってるのか聞くと「虫食い対策」だそうで、
正体『ゼンマイ』。
ゼンマイのフサフサの毛を紡いで織り込んでいるそうで、
昔の方の知恵と、苦労が見えてくる作品です。
それもまた、素敵。
天然素材である証ですね。
まとめ
やはり紬に惹かれてしまいます。
同時に江戸小紋の説明会もされていましたが、
そちらももちろん手が込んでいて素敵でした。
ですが、やはり紬と言う織物に惹かれてしまう私。
いつか織物の各地を訪れて実際に作業を見させて頂き、
購入させて頂けたらなぁ〜と夢見ています。
その為にはいっぱい働かなければです‼︎