先日、テストを終えて初めてのお教室に参加してきました。
自分に着せるのではなく今回は「人に着せる」を習いました。
人にと言いましてもマネキンさん相手ですが。

①人に着せる
②手が反対
③実際に人に着せました
①人に着せる
今回は袋帯を使用しての「のし太鼓」に挑戦。
改良枕も帯枕も使用しない結びで、小さなおしぼりタオルを使用するのみの簡単そうで複雑な帯結びでした。
マネキンさん相手なので紐をギュッと結ぼうが、背中で帯を勢いよく乗せようが文句を言いません(笑)
マネキンさん相手にやりたい放題で、何度も間違えてはほどき、まき直しに付き合っていただきました。
我が家にもマネキンさん一体欲しくなるくらい、練習の良き相手になってくださいました。
②手が反対
人に着せると、手が反対になるんですよね…。
帯を巻き始めるのは後ろからではなくては鏡状態で混乱ですし、最後に帯締め、帯揚げを結ぶのもまるで鏡で大混乱。
抱きつくわけにはいかにので、自分が真横に並んで結ぶというヘンテコな着せ方になってしまいます(笑)(あくまで、私だけですよ)
背中側での帯の整形はやりやすかったです。背中が丸見えですし、帯の出来上がりの感じもパッと見でわかるのも着せる人でなきゃできない事ですね。
まあ、マネキンさん相手なので遠慮にないで済むっていうのもやり易い理由の一つですが。
手が反対でも、相手の目の前に立って、帯揚げ、帯締めが結べるように修行が必要です…汗
③実際に人に着せました
マネキンさん相手に帯締めをしていた方がもう一方いらしたので、最後にお互いに結び相っこしました。
相手はふくら雀を私に、私は相手にのし太鼓をといった感じです。
マネキンさんに着せるのと違い、人に着せることは「気を遣う」という事を学びました。
帯をギュッとする際も声掛けが必要ですし、加減が難しいです。マネキンさんの様に手加減なしに結ぶワケにはいかないですしね。
でも人に着せるって楽しいですね。「大丈夫ですか」等の声掛けだけでもコミュニケーションとれますし、一緒に着付けている気分になれます。
お互いに結びあった帯を見てもとても楽しかったです。
まとめ
新しい帯結びを覚えることも楽しいですし、人に着せるのも楽しいです。
まだまだ着付けで知らない事がたくさん、寧ろ全然知らないので楽しいです。
もっとスキルアップしていつか自信を持って人に着せられるようになりたいです。