かの有名な新喜楽に行って参りました。
一見さんは入れない料亭で政治家さん方も使用されている老舗。
『伊藤博文』も使用されて、直木賞の選考にも使用されているというある意味聖地。
そんな場所にこんな私が行ってご飯を頂いてきました。
というのも、『日本橋 かのこ』さんのご招待で着物の展示会に行ってきたのです。
大変貴重な体験をさせて頂き本当に感謝です。
新気楽ランチ
↑お献立
記念にお持ち帰りしてしまいました。笑
前菜
お吸い物
メイン
デザート
どれもお上品なお味で美味しく頂きました。
お腹が空いていたのでパクパク食べてしまい、場に合わないペースだったかな…と少し反省。苦笑
どれも、食べやすい大きさで、柔らかいですし感動でした。
もう二度と食べられないかな…。
試着
今回のメインである展示会では、色々な作品を鑑賞できてとても勉強になりました。
お値段がウフフなものばかりで手が出せなかった。
でも、着るだけならタダなのでたくさん着せて頂きました。
斎藤上太郎
↑斎藤 上太郎先生のお着物です。
一発目から目を瞑っててごめんなさい…。
今回は先生本人はいらっしゃらなくて残念でしたが、着せて頂きました。
一見派手なんだけど着てみたら意外とシックに決まる感じが大人っぽくて好きです。
でも、お値段がね…ウフフ。
↑同じく斎藤 上太郎先生の作品
お着物は上記のモノと一緒ですが、帯を変えてみました。
流石上太郎先生の作品です。
今年のコンセプトが『私の邪魔をしないで』らしくて女性の強さと女性らしさがが出ている作品だと思います。
白根沢
↑紅花染の工房さんです。
山形産の紅花で染めてあります。
もじり染で、紅花のぼかしがあってお上品な作品です。
是非、上物にして下さいと試着させて頂きました。
色合いも透かし模様も素敵で、喉から手が出そうでしたが取り敢えず着せてもらえて満足。
大島紬美術館
↑紬美術館の『一矢』の作品です。
白大島に紫の草木染めが入っております。
流石大島です‼︎
軽いし、触り心地が何とも言えません。
お値段もまぁウフフ。
紬美術館の方がこの着物をやたらプッシュしてくるので着るだけならと試着させて頂きました。
↑こちらも『一矢』の作品です
上の紫のぼかしを着てる時に「白大島持ってないからもっと白が基調なものがいいなぁ〜」と言う呟きをキャッチしてこちらのお着物を出してくださいました。
フォーマルにも着ていけそなお上品な柄になってます。
心がグラグラと揺れ動きそうなくらい素敵な作品でしたが、保留。
↑和田光正先生の作品を羽織るだけ羽織りました。
大胆な模様とお色が素敵で、一度だけ羽織ってみよう‼︎とささっと羽織って終了。笑
上田紬
↑信州の上田紬です。『小山 憲市』先生の作品です。
先生ご本人がお見えになっていて大変貴重なお時間でした‼︎
反物も優しい風合いでしたが先生もほんわかな方で優しさが伝わってきます。
上の作品は『なごり雪』と言うそうで、桜色の中に裾の方がグラデーションになっていてその中をちらほらと雪が降っています。
上田の六文銭を背景に小山先生とお写真を撮らせて頂きました‼︎
本当に光栄です‼︎
本当に気さくなお方でした。
そして先生のカメラでも記念にと写真を撮って下さって大変光栄です‼︎
大島紬
白大島です‼︎
男性モノの反物なのでシンプルだし幅が広い。笑
でも、お値段がリーズナブルで、大島紬とは思えないお値段設定でした。
だからと言って、手を抜いた作品ではなくちゃんとした『本場大島紬』です。
女性モノと違い柄がシンプルな分お安いのでしょう…⁇
んーわかりませんが掘り出し物です。
結んでいる帯は『琉球』のモノです。
色彩鮮やかで素敵でしたがお値段がウフフの更にウフフでした。
今回試着できて本当にラッキーです。
その他
お食事場所で記念撮影致しました。
丁度窓際で雨で湿ったお岩が風流でした。
↑お食事場に飾ってあった生け花
壺も有名な方が作ったようですが、詳しくなくてすみません。
↑帰りに『築地本願寺』にお参りに行ってまいりました。
インド式な建物に圧倒されながら、今まで何度か築地に来てるのにお参りが初めてなんてと思ったり。笑
お香の香りがいい香りでした。
中ではご祈祷されていて、自由にお椅子に座ってご祈祷に混ざれるので、何だか自分もお祓いしていただいた気分になれます。
コーデ
●着物=小千谷縮
●帯=京紅型
髪は夜会巻きにしてかんざしで留めています。
小千谷縮は麻製ですのでシワがつきやすいですが、涼しくて軽くていいですね。
この夏たくさん着たいと思います‼︎
自宅での手洗いも可能なのでかなり嬉しい‼︎
京紅型の金魚の帯は大好評でした。
会場でも声掛けて頂くことが多かったですが、電車でも声かけられて嬉しかったです。
紅型は本当に素敵です。
いつか京紅型じゃなく、琉球の紅型を手に入れたいです!
感想
築地には何度か行った事があったのですが、『新気楽』は本当にお初でもう二度と踏み入れる事の出来ない所なんだろうな〜と思いながら余韻に浸ってきました。
老舗だけあって、昔の扉の高さだったりとしましたが、感動的な作りでした。
いつか自分の力で行けるようになれればいいなぁ〜と淡く夢見ております☆
沢山の紬を見ることが出来て試着もさせて頂いて本当に楽しかったです。
そして、今回何より『小山 憲市』先生ご本人にお会いしてお話しできた事がとてもとてもいい思い出になりました。
いつか工房に遊びに行きたいです。
今回の良い機会を登り調子と捉えてこれからも一層頑張りたいと思います‼︎