始めて着付けのお仕事をいたしました。
と、いうのも身内の葬儀なので、無料奉仕なのですが、依頼は依頼ですし仕事と思っています。
今回の着付けの仕事
今回の着付けの仕事は身内の葬儀なのですが、「3人」に喪服を着付けました。
着付けに当たって、肌着や衿芯も用意していなくて少し戸惑いましたが、私の持っているモノで対応いたしました。
中にはすでに長襦袢を着て待っている方もおりまして、脱がしました(笑)
(しかもお洋服感覚で衿詰め詰めのお腹でりぼん結び(笑)
着物着ない人にはやはりわからないのですね…。
私もそうでした(笑)
いざ、着付け
肌襦袢を着て頂き「補正」をたんまりとさせて頂きました。
と、いうのも、成人式の特訓・卒業袴の特訓で補正が重要であることを学んだのです。
補正がしっかりしていないと、いくら着付けても着崩れしやすいですし、美しくないですからね…。
着付けられている方は補正の量のびっくりしていましたが、胸元、胸下、腰回りを寸胴にして差し上げました。
困ったのは、お胸がふくよかな体系ですね…。谷間のくぼみや胸下からお腹にかけての補正に苦労しましたが、寸胴に変身させました(笑)
喪服の帯
用意してあった喪服の帯は夏・冬兼用の名古屋帯になってました。
いつ不幸があるかわからないですから、なんて便利な作りになっているのでしょう(笑)。
着付け終了
無事3人の着付けを終了させることができました。
帯板・帯枕は私のをお貸ししましたが、衿も綺麗に決まり、お太鼓も綺麗に決まって自分的には満足。
式中の着姿
式の前や式中も沢山動いてらしたけれども、着崩れはしていませんでした。
そこが嬉しいポイントですね。
不幸の式なのに私は着姿ばかり気になってしまい、着崩れしてないか椅子に腰かけてお太鼓は崩れていないかばかり気にしていました。(不謹慎ですね…反省)
今回の反省
補正用のタオルをもう少し備蓄しとこうと思いました。
今の時期(3月)は綿で補正出来ましたが、夏だと暑いかな…と。そう考えるとタオルの方が重宝すると思いました。
あとは、名前かマークを書いとくべきですね…。
多分、3人分なので混ざってしまいわからなくなってしまい、私の物品のいくつかは誰かのモノに入っていると思われます。
今回の報酬
今回は当初は無料奉仕の予定でしたが、翌日の告別式も終えたらいくらか頂くことが出来ました。本当に気持ち程度の金額でしたが、お金をもらえたことは感動です。
実際に着付けの仕事をしたらもっとかかるよね…って話をしたらいけないのですが、私はまだまだ修行中の身なのでお礼をもらえることが第一歩だと思っています。
今回はたまたま身内の着付けでしたが、いつか知らない方にも着付けのお仕事が出来たら感動ですね。
これからも頑張っていきたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。